ISOとは
ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)とは国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称です。この組織は国際的な標準である国際規格を策定する為の非政府組織であり、スイスのジュネーヴに本部を置いています。公用語は英語、フランス語、ロシア語です。国際標準化機構が出版した国際規格もISOと呼び、認証取得している企業数の増加等により現在はISO9001及びISO14001をさす意味の言葉として使われるようになっています。
ISOはもともと“物”の性能、色、サイズ等を標準化した規格として世の中に出てきました。例えば、ネジ、キャッシュカード、フィルムの感度、非常口のマークなどです。近年は、仕事のやり方(管理の仕組み)を標準化した規格(マネジメントシステム規格)として認知度が高まっています。例えば、品質向上や顧客満足を目指すISO9001、環境に配慮して環境パフォーマンスの向上を目指すISO14001、重要な情報資産を守るISO/IEC27001、組織の下で働く人々の安全と健康に配慮し労働安全衛生パフォーマンスの向上を目指すISO45001などです。
認証取得に利用する各種ISO規格には要求事項(認証を受けるために満たさなければならない事項)が記載されています。これに基づいて、様々なルール化、文書化が求められます。
ISO認証取得まで
ISOの認証取得手続きは、以下のようなステップで進められます:
事前準備
取得するISO規格(例: ISO9001、ISO14001など)を選定し、適用範囲を決定します。また、内部で担当者を選び、体制を整えます。
マネジメントシステムの構築
規格の要求事項に基づいて、方針や目標を設定し、必要な文書や手順を整備します。
運用と内部監査及びマネジメントレビュー
構築したシステムを実際に運用し、内部監査及びマネジメントレビューを実施して改善点を洗い出します。
審査機関による審査
一次審査:文書審査を行い、規格の要求事項に適合しているか確認します。
二次審査:現地審査で、実際の運用状況を確認します。
認証取得
審査を通過すると、登録証が発行されます。
維持審査と更新審査
認証取得後も、定期的な維持審査や3年ごとの更新審査を受ける必要があります。
このプロセスは、組織の規模や準備状況によって異なりますが、通常は6か月から1年程度かかることが一般的です。また、システム構築の弊社ではこれらについて、詳細なサポートサービスを提供させて頂きます。
ISO認証取得後の維持管理
ISO規格の維持管理は、組織の業務を継続的に改善し、認証を維持するために重要です。以下に、主な維持管理のポイントを挙げます:
1.内部監査の実施:
- 定期的に内部監査を行い、システムがISO規格の要求事項に適合しているかを確認します。
- 改善が必要な箇所があれば、適切な是正措置を講じます。
2.マネジメントレビュー:
- 経営陣によるレビュー会議を定期的に実施し、目標達成状況やシステムの有効性を評価します。
- 必要に応じて、方針や目標の見直しを行います。
3.教育と訓練:
- 従業員への継続的な教育と訓練を通じて、規格要求事項や業務プロセスの理解を深めます。
4.文書および記録の管理:
- 必要な文書を最新の状態に保ち、業務プロセスを適切に記録します。
- 記録は審査の際にも重要な証拠となります。
これらの維持管理活動を組織の一部として根付かせることが、ISOの認証を継続する上で不可欠です。弊社ではこれらについて、より効果的かつ効率的な管理に向け、詳細なサポートサービスを提供させて頂きます。