TOP > ISO成長塾(チャレンジャー)

vol. 5 株式会社ラグノオささき

【認証取得済み】
ISO22000
[2010年7月]
〒036-8035青森県弘前市百石町9
<ホームページ> http://www.ragueneau.co.jp/
<業種> 和菓子、洋菓子、郷土菓子、引菓子の製造、販売


系統立って認識することによって、ひとりひとりの中で知識の整理整頓が進んでいるように感じます。(品質管理室 室長 大坊民夫 様)

Q.取得目的は?

A.品質管理の向上、充実が目的で取得しようと決めました。

Q.取得決意後、システム構築〜運用開始の間に問題は発生しましたか?

A.特にありませんでした。

Q.取得までの間に苦労した事は何ですか?

A.ISO用語の理解、役割の違いなどに戸惑い苦労しました。

Q.別途経費(設備投資等)負担はありましたか?

A.特にありませんでした。

Q.現段階までの期間で、社員の意識に、変化はありましたか?

A.品質管理の向上、充実そしてISO取得という目的意識をもって意欲的に取り組んでくれているように見えます。

Q.現段階で導入効果は出ていますか?

A.まだですが、各自認識が深まりつつあるので今後に期待します。

Q.社員は前向きに取り組んでいますか?

A.はい。前向きに取り組んでくれています。

Q.現段階でで、クレーム・不良品率に変化はありましたか?

A.徐々に下がってきていますが、まだ満足していません。今後に期待します。

Q.社内外コミュニケーションはよくなりましたか?

A.はい、良くなっていると感じます。

Q.PDCAは活用されていますか?

A.はい、特にC・A(チェック・改善)からP(計画)への部分が意識されるようになってきたと思います。

Q.内部監査は活用されていますか?

A.これから活用していきます。

Q.コンサルタントの活用メリットはありましたか?

A.はい、たいへんよく活用されていますのでメリットを感じています。

Q.今後追加取得したい規格はありますか?

A.はい。ISO14001(環境マネジメントシステム)を視野に入れていきたいと考えております。

Q.今後の展望は?

A.現段階では境関工場のみでの取得を予定しております。ゆくゆくは全社での取得を目指したいと考えております。

Q.社員の食品安全への意識に変化はありましたか?

A.はい。系統立って認識することによってひとりひとりの中で知識の整理整頓が進んでいるように感じます。

Q.食品安全リスクは下がりそうですか?

A.はい、期待しています。

Q.今後の食品安全面での課題は?

A.器具や設備に依存するのではなく、あくまでも基本的な衛生管理を遵守していくという鉄則をいかに維持するかが課題と考えます。

Q.ISO9001ではなくISO22000を選んだ理由は何ですか?

A.ISO9001とHACCPが共存しているところが魅力だと考えたからです。

Q.導入効果は期待できそうですか?

A.はい、具体的な効果はこれからでしょうけれど、向かうべき方向が見えるという意味で当社にとってたいへん重要だったと考えます。

Q.社員への浸透度合いは?

A.まだまだこれからだと思いますが、徐々に浸透していくのではないかと期待しています。

Q.取引業者から取得要請及び取得意思確認はありましたか?

A.はい、頻繁ではありませんがありました。

Q.審査に対する不安要素は?

A.ありますが、審査は目的ではなく通過点にすぎませんので、皆でシステムを正しく構築、運用することを申し合わせつつ進んでいるところです。

Q.HACCP導入予定企業が22000を導入している状況に理解できましたか?

A.実務的に相互補完が必要だという結論と理解しています。
 質問へのご回答にもございましたが、「審査は目的ではなく通過点にすぎませんので〜」という点でワンポイント。おっしゃるとおりです、認証取得は最終目的でありません。あくまで構築→運用→チェック→改善→再構築のプロセスを繰り返して会社全体を向上していくことが目的です。初めのうちは上手く運用できないこともあるかもしれませんが、認証取得後もどうぞお気軽に弊社にお問い合わせ下さい。
ISOを活用したい企業様に役立つ貴重なお話を頂きまして誠にありがとうございました。
(潟\リューション)